近年、どのような業態、業種であってもWEBを活用したマーケティングを行うことは必須となってきているように感じます。
モノを販売するだけではなく、顧客創造という観点でもWEBを無視することが出来ないほどに
大きなマーケットになっているインターネット市場。
例えば「歯医者」の場合
コンビニよりも多い「歯科」にとっては、増患の対策がほぼ必須といっていいです。
デンタルIQの低い日本においては「歯医者に通っている」のは全体の1%程度の130万人程度と言われています。
飽和状態の歯科は、一定数の患者様を奪い合う形で経営されていますので、他院との差別化戦略が重要な要素です。
現にほとんどの歯科医院がオフィシャルのWEBサイトを持っていますし
「矯正歯科専門サイト」や「入れ歯専門サイト」などの、他院との差別化を図る為のWEB戦略も一般化しつつあります。
緊急で「歯が痛い!」「詰め物がとれた!」という場合は
近くにある歯医者さんに行く方が多いですが、「矯正したい!」「歯を白くしたい!」などの
緊急性の低い「もっとキレイになりたい」というニーズの場合は、インターネットで検索をかけて
口コミで評判の歯科を探したり、信頼できそうな歯科医院を探す方が多いです。
現状の保険制度をどうこういうつもりはありませんが、歯科コンサル曰く「自費診療」の患者様の増患は必須であると言います。
そのためにWEBサイトを活用しているクリニックが多くあり、競争の激しい業界です。
ひと昔前であれば、WEBサイトを作成し公開すればWEBからの問い合わせはありましたが
これだけWEBサイトが増え、なおかつ競合の多い「歯科」ではやれSEOやリスティング広告を少しかじる程度では
反響はでません。そのためWEB業者が多く入り込んでおり、切磋琢磨している現状です。
企画であったり、WEBサイトの仕組み(ビジネスブログなど)、SEOなどのノウハウで
増患対策を行っているWEB会社は多くあります。
企画で勝負している歯科医院を見ると企業努力が垣間見え、WEB業界に携わっている身としては
興味をひかれるところではあるので、今後もレポートしていきます。
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